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賃貸契約の入居審査で落ちる理由とは?

何故審査に落ちてしまったのだろう?
収入証明書が無くても審査に通るかな?
などどうして審査に通るのか、落ちるのかを詳しく解説していきます。

まず賃貸物件の入居審査は一般的に
①管理会社での審査
②保証会社での審査
③オーナーによる審査
があります。

①~③のすべての審査が通ったら契約に進むことになります。

どの様な審査が行われるの?
・申込者の会社について、どんな会社なのか?
・正社員で働いているのか?
・家賃に対して収入は妥当か?
・家賃の滞納履歴は無いか?
・クレジットカードなどの支払いの遅れは無いか?
など様々な角度から確認をしています。

申込者の会社について、どんな会社なのか?
どんな会社なのか確認をする方法として代表的なのが、会社のホームページを確認する事です。
ホームページを見ればどんな会社で、どう言った事業を行っているのかなど詳しくわかるので、ホームページの確認をするのが一般的です。
ホームぺージが無い会社だと審査が通らない訳では無いですが、事業内容の確認の為に会社についてわかる資料の提出を求められる場合があります。

実際に勤めているか確認の為に会社に在籍確認の連絡をする事もあります。
在籍確認の電話応対ができないと審査に落ちる原因となります。

正社員で働いているのか?
申込者の雇用形態の確認は収入が安定しているか否かの確認の為に行われます。
昨今ではフリーランスなどの働き方も増えましたが、不動産業界ではまだまだ正社員で働いている事が審査に有利に働く事が多いです。

家賃に対して収入は妥当か?(ちゃんと毎月家賃を支払える収入か?)
毎月の家賃を遅れなく払える月収や年収があるかを確認されます。
収入の確認の際には既に働いている方は給与明細書や源泉徴収票、これから働く予定の方は採用通知書や雇用契約書の提出を求められます。
フリーランスや個人事業主の方は確定申告書など公的書類を求められる事が一般的です。
家賃が高額な場合は課税証明書や納税証明書を求められる場合もあります。

収入は一般的に総賃料×3が月収と言われています。
例えば総賃料10万円の家賃の場合ですと、
10万円×3=30万円→月収
30万円×12ヶ月=360万円→年収
となります。
一つの目安として10万円の家賃のお部屋を借りる為には年収360万円は必要と言う判断になります。

家賃の滞納履歴は無いか?
管理会社・保証会社・オーナーからして一番の懸念点は家賃をしっかり払ってくれるかどうかです。
保証会社によっては家賃の滞納履歴を共有している団体に加盟している場合があり、その中の保証会社で過去に滞納した事がある場合は、滞納履歴の情報が共有されます。

過去に家賃の滞納をした事がある場合は滞納をした事がある管理会社と保証会社、その保証会社が加盟している団体の保証会社を避けてお部屋を探す必要があります。

クレジットカードなどの支払いの遅れは無いか?
保証会社によってはエポスやオリコなど信販系(クレジットカード)の保証会社の場合があります。
信販系の審査が入る場合は保証会社は過去の信販状況で滞納が無いかも確認がされます。
過去に信販系で家賃やクレジットカードの支払いの遅れがある場合は審査に通りにくい為、信販系の審査が入らないお部屋を探す必要があります。

上記以外にも働いている会社に実際に勤めているか確認の為に在籍確認の為電話をしたり、収入が本当にあるのかの確認の為収入証明書の提出を求められる事もあります。

又申込者本人、緊急連絡先にも申込内容に間違いが無いか確認をする為に電話連絡が入る事もあります。
例えば本人確認の電話をした際に中々電話に出てもらえないだけでも管理会社は「審査の時点で電話に出てもらえないのであれば、入居後も電話に出ないのではないか?」と疑念を抱かれて審査に落ちてしまう事もあります。

又、弊社で実際にあった過去の事例では、管理会社から緊急連絡先への確認の電話が入った際に緊急連絡先の方が申し込みをした旨を知らず、「申込者から申し込みの件は聞いていなかった」と答えた事が原因で審査に落ちた事もあります。

審査を通す前提として、事前にしっかりと準備をした上でお申し込みをする事が大切になってきます。

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